とてもとても古い時代のドイツの アンティークテディベアです。 ジョイントが両腕、両足と、 ディスクとワッシャーではなく 針金を通してあるタイプのつくりで、 それだけでも時代を推察できますが、 オリジン等判別できるIDの無い子なので、 あくまでも個人判断ですが、 戦前の生まれかもしれません。 （購入したアンティークテディベアショップの方には1920年代以降と伺いました。） 身長はおよそ26cm。 詰めものは木毛かなと思います。 右腕がぐらぐらしているのですが、針金の付け根あたりに木毛が少し顔をのぞかせています。 経年により、乾燥して木毛が軽くなっていますが、 木毛だけではなくパンヤとかも入っているかもしれません。 頭、腕、足は詰めものがしっかりぎゅっとしています。胴はすごく古いしかけの鳴き笛が入ったままで、その付近の詰めもののへたりが見てとれます。 昔の子どもにおしゃべりをうながされて、よくプッシュされたのでしょう、鳴き笛は今ではもう声を聞かせてはくれません。 画像にてご確認頂けると思うのですが、ヌードボディのまあるいカタチが鳴き笛です。 また、その他のモヘアロス部分につきまして、画像にてご確認頂けますようお願いいたします。 両手両足のパッドは綺麗にリペアされています。 マズルの切り替えがハーマンぽいなぁと思いますが、判断はできかねます。 ウールプラッシュのようなファーは二色が混ざっていて、くりくりととても愛らしいお色です。 鼻と口の刺繍も、あとの時代のリペアの可能性があります。 アンバーのグラスアイ。 昔の持ち主が着せてくれた、可愛いニットのズボンとマフラーは購入時からです。 頭は、ジョイントではなく、胴に縫い付けられており可動しません。 両腕両足はぐらっとしていますが、座ったり寄りかかって立たせてあげることは問題ないと思います。 長い年月を経たアンティークテディベアです。 新品のテディベアをお探しの方は購入をお控えくださいますようお願いします。 お引越しを控えておりますので、新しい家族を探すことにしました。 優しく可愛いがって下さる方に巡り会えますように、どうぞよろしくお願いいたします。 迅速な発送を心がけます。